後継ぎに残す、住まいと仕事場|代替わりに合わせた建物の整え方
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カテゴリー:農家まるっと応援隊

「息子が継いでくれることになった」。
そう伺うと、こちらまで嬉しくなります。
そして同時に、話題は建物のことに移ります。
この母屋に住んでもらえるだろうか。この倉庫で仕事が回るだろうか。
今回は、代替わりのタイミングで考えておきたい建物の整え方についてお話しします。
代が替わると、必要な建物が変わる
継ぐ側は、たいてい機械が大きくなります。
作付けの品目が変わることもあれば、法人にして人を雇うこともあります。
そうなると、今の倉庫では入らない、動線が回らないという問題が出てきます。
建物は数十年使うものですから、「今」ではなく「これから」に合わせて考える必要があります。
住まいは、同居か別居かで大きく変わる
二世帯で住むのか、別棟にするのか、通いにするのか。
ここが決まらないと、母屋の直し方は決められません。
同居する場合、水まわりと玄関をどう分けるかが暮らしやすさを左右します。
適度な距離感が保てる間取りにできるかどうかが、長く続くかどうかの分かれ目です。
建物の話に見えて、実は家族の話でもあります。
引き継ぐ側が働きやすいかどうか
先代が使いこなしてきた建物でも、次の代には使いにくいことがあります。
暗い、寒い、機械が入らない、雨の日に作業ができない。
働く場所の環境は、続けられるかどうかに直結します。
継いでもらうなら、働きやすい仕事場も一緒に渡したいものです。
一度に全部やらなくていい
代替わりの時期は、機械の更新や名義の整理など、出費が重なる時期でもあります。
ですから、建物も何年かに分けて計画するのが現実的です。
今年は雨漏りを止める、来年は倉庫を建てる、その次に母屋を直す。
順番を決めておけば、無理なく整えていけます。
まとめ
建物を整えることは、次の代が農業を続けやすくすることでもあります。
母屋も、あまやも、倉庫も、まとめて相談できる相手がいると話が早いはずです。
まずは現状を見て、何年かけて何をするかの計画を一緒に立てましょう。
受け継ぐ住まいと仕事場を、次の代に胸を張って渡せるように。
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